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本や漫画やゲームやら、そんなものが好きな人のブログ。たまに二次創作も。
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昔何かの本だったかな?新聞か、ネット上だったかもしれない。
誰かが言ってたんだ。
「ベトナム戦争を経験して、アメリカは変わっちまった」
ベトナム戦争の敗北、日本人の私にはいまいちぴんと来ない、と、いうか。完全に平和至上主義的思想に侵されていた当時の自分にとってベトナム戦争は、戦争という行為は悪だった。
 
プロファイリングが流行っていた時期によく話題に上った『FBI心理捜査管シリーズ』に出ていた元ベトナム志願兵の連続殺人犯の供述が衝撃的であったり、敬愛するF・コッポラ監督の『地獄の黙示録』の吐き気がするほど嫌な気分のする印象からも、とにかくベトナム戦争とはとにかく陰惨で、暴力的であり、人道的でない憎むべき対象だった。
本国アメリカでも沢山のアーティストが「反・ベトナム戦争」を歌いデモも多く行われた。
そしてアメリカは戦争に負けた。
当時のベトナム兵たちは決して自らが悪だと思ってはいなかったろう。
むしろ自分たちは正義であり、アメリカの国旗を背負った英雄であると自負していたと思う。
しかし、彼等は負けた、そして本国に戻っても得られたとは称賛ではなく、愚者の称号だったのではないだろうか。
私はそれほど物を知らないので実際どうだったかは分からないけれど。
その時、男たちの矜持とともにアメリカの正義は死んだのではないだろうか?
 
ウォッチメンは、古い正義の死と新しき正義の復活の物語のように思う。
暴力的で、不器用で、単純で馬鹿力で愚かでどこか哀愁漂うアメリカの正義、コメディアンは何者かに殺された。
そこから物語は始まる。
この漫画ではアメリカはベトナム戦争に勝利したことになっており、冷戦も原爆人間マンハッタンの存在により落着きを見せている。
しかし、その暴力的な正義を良しとしないものによって世界の均衡は崩され、クリスマスの日、ニューヨークは死の都と化す。
それによってようやく本当の平和……。
紳士的で朗らかだが怖ろしく利己的で賢すぎる新しい正義が降臨する。
その者が示す先にあるものが、楽園だとは限らない、導く所にエルサレムがあるとは思えない。
それでも若い男女は互いに抱き合い未来に希望を託すのだ。
沢山の子羊達を犠牲にして。
 
ロールシャッハ、彼は古い正義が産み出した暗部、光の中の影、父親にどんなにつらく当たられても、決して母国を憎む事をしなかった哀れな子供。
私は彼が好きだったけれど、でも、本当の意味で自分の父親、信仰する神を失くした彼に生きていく意味などなかったのでしょう。
かわいそうだったなぁ。
 
あー、偉そうな文章で書きなぐってしまいましたが、それほど深い考察は出来てません!
何故、ウォッチメンなのか?という疑問も解けてませんしね。
なんとな~くこんな感じなのかなぁってのはあるんですが。
小夜吉さんの脳みそなんてこんなもん。
それにしても怖ろしく読みごたえのある漫画だった!
高かったけど;;他にも色々読んでみたいですね!!お財布に余裕のある時に!
普段アメコミ読まないって方にもお勧めです。
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『バスルーム寓話』 おかざき真里

おかざき先生の絵が前々から好きでね。
コマ割りとか、センスいいですよね~。
空間と質感をしっかりと感じさせる本当に素晴らしい絵を描くおかざき先生。
そんな先生は画力を上手く活かしたお洒落なお話を描きます。
少しばかり胸の痛むような話も、スタイリッシュでクールな雰囲気なのででさらりと読めちゃうんですよね。

とくに好きなのはやはり『バスルーム寓話』でしょうか。
内容は、ともすればどろどろとした、嫌なものを見せつけられるようなものなのですが。
爽やかなんですよねぇ。
ペンギン・バスルーム・魚、そして線香花火。
そうかあ。って、感じで。
本当にさらっとしてて痛みも何もないのだけど、愛しいんですよ。
何故か。
そこら辺は他の作品にも言えます。
先生の作品の特徴なんでしょうね。

疲れた心にじんわりと染み入る。
大人な作品集です。


『芋虫』 丸尾末広・作画 江戸川乱歩・原作

何というか綺麗な話でした。
実は原作は未読…。。好きなくせにすいません;;
しかし内容は何となく聞いてたんですがね、その印象よりも、本当、美しい話だった気がする。
この美しさは丸尾先生のおかげなのかもしれませんが。
実際、先生今回かなり力入ってます。
何時も何時も素晴らしいお仕事なさってますが、今回は何だか個人的に思い入れがありそう(笑)
特に時子さんの悪夢のシーンがお気に入り。
ですが本当に凄いのはどんどん凄い形相になっていく須長中尉ですね…。
怖い………ww

『地を這う魚』 吾妻ひでお

背景すっげぇ。
ひとコマひとコマ凄く凝ってますすっげえ!(それしか言えないんかいっ)
意味無くはびこる魚類だとか古代生物だとか謎の生命体だとか。
不思議な空間が広がっております。
なんてか、ずっと世紀末的な…。混沌とした…。破滅に向かっているようなw
でも可愛いんですけどね。
やっぱり可愛いは正義ですよね。いいですよね。

吾妻先生は暗くなりがちな所を可愛く描いてるのが凄いと思います。
理性的な方なんでしょうね。
結構、感情を切り離した表現をなさってるかと。
感情表現はしてるんですがなんてかな。ドライ?
でも雰囲気は混沌としていて決して明るくは無いんだ。
この感じは吾妻先生でしか味わえないなあと思う。
エッセイなのに吾妻先生自身については余り感じることもないし。
たぶん。常に一歩引いて物事を見てるんでしょうね。
うーむ、尊敬するなあ。

あと思ったのは漫画家って本当大変だなってことだ;
アシとかやってる人の話聞いてるとすっげぇって思うもん。
読んでもらえるかも分からない原稿を描き続ける根気も・………。。。。
駄目だ下手だ受けないといいつつも描き続けるんだものなぁ凄いや。
本当に凄いとしか言えない私……。


『聖☆お兄さん』 中村光

ネタバレしかないので反転↓
・相変わらず可愛いなマーラww萌えwwww
・ル・シ・ファー!そう来たか。いい!いいよ!!ちょっとアレなファッションセンスも含めていいよ!!!!!
・仏連の方々の影が薄いのは髪形のせいなのだろうか。もっと出して欲しい。
・まさかのハチ公。悟って!ご主人さまには吹いたwギャルゲーのタイトルみたいな台詞ww
・↑でもどんなゲームだよ。煩悩まみれのギャルゲーで悟れって。。。需要皆無だよどう考えても。。。。。
・渾身のオチ。
・ユダアアアァァァァァァァァァァ。。。。orz。。お前は駄目だwwwwこんなキャラだったなんてね。大好きだ中村先生❤
・お前が喜んでくれたら何よりですよラーフラ
・一番下のレイヤーはうんこかぁ。そうかあ。ええええぇぇぇぇぇ!!!!!

相変わらずシュールで良かったです。
先生大ゴマ使い方上手いですよね。
行ったこと無いけど私立川大好きだわ。

以上。
『失踪日記』吾妻ひでお

こっちが鬱になった。
福満先生もそうですが、こういった作品をどこか笑って読んでられない自分…。
とりあえず、理性って大事だと思う。うん。
他の吾妻先生の作品を読んだ事は無いのですが、エッセイ系は一通り目を通したいです。
あとSF。絵が良いです!本当に!!
可愛いんですよ~。
でもちょっと怖いんですよ…。
奇妙なリアリティが。
ひとコマのなかに沢山の人物が入ってる所とか、面白いです。
ひとりひとり表情豊かで、世界を感じます。
ん、でもあんまり色々書くとファンの方に怒られそうだからここまでにしとこうかな。
最後に、こんな絵がかけたらいいのにぐぎぎぎぎぎ。

『食堂かたつむり』 鈴木志保・漫画/小川糸・原作

原作読んだこと無いです。
映画も観てません。
鈴木先生が好きで読みました;
だってもう、表紙からいって素晴らしいのだもの。
どうしてどうして鈴木先生の描く線はこうも魅力的なの?
そして見開きでドーンと読者にせまるこの迫力!ああ。
天才的だなあ。
そのすべてが。
音楽のようなのですよ。ええ、一冊読み終わった時の心地よい余韻も含めて。
幸せな気分になれます。
鈴木先生の好きな所は。
痛い所はとことん痛い所。
とても優しげな雰囲気で、我々を包みこんでくれるのだと思った次の瞬間、ぐさり。とやられる。
その瞬間がとっても大好き。
でもその傷口に注ぎ込まれるシーンはとっても温かいんだなあ。
やっぱり大好きです。志保先生!

『凹村戦争』 西島大介

西島先生はあとからじわじわくる人です。
読了後、すぐはふうーんって感じなんですが、頭から離れなくなってくる。
そしてどんどん侵食していく、頭の奥の方まで。
んでもって何時の間にやら中毒になっているのですねえ。
怖や怖や。
私にとって西島先生は漫画家のなかで一番不思議な存在かもしれない。
難しそうな解説でも読んでみる?いやいや…。
もう少しじっくりと読み砕いてみます。
先生からはそんな大したものじゃないよとか言われそうな気もしないではないけど。
 

 
久しぶりに読み返しましたがやはり面白いです。
太田出版は素敵な会社ですね。
エロティクスFで連載されていた本作、ある程度そっち系の描写が見受けられますがどれも下品でなく美しいのが嬉しいです。
読みやすい。
この作品は副題に付けられた“和風ロマンス作品集”という言葉と、比古地先生の絵柄に魅かれて購入したのですが。
期待通り、ロマンスを味わうのにぴったりな作品ばかりです。
 
線の強弱を生かした動きのある輪郭線と、妖しげに引かれた流し目、筆のかすれぐい合いまでも上手く操る手腕など。
本当に絵が良い、もしかしたら輪郭はペンでなく筆で描いてらっしゃるのかしら?
表情豊かなのですよ。とても。
読んでて楽しいです。
 
ストーリーも大変美しい。
絵の雰囲気とマッチして、歴史ドラマも青春物でも、コメディも愛憎ものでもページを開いてすぐ物語へ入って行けます。
特にお気に入りは『ゆく春の』、ヒロインを美少女にしなかったというのは、大正解です先生!!有難うございます。
 
何故か季節の変わり目に懐かしくなるのよ。
 

三家先生の魅力が存分に楽しめる本が二冊、2009年は8月に出版されました。
『美女アマンダ』と『巨乳ドラゴン』、どちらも三家ファンにはたまらない本となっております。
もしこの記事をお読みの方で、三家先生の作品をまだお読みにになったことが無い方がいらっしゃいましたら、『美女アマンダ』がお薦めです。


先生の最近の短編を集めたもので、センスのいいキャラデザ、ホラー映画の様な雰囲気と、ぶっ飛んだその設定がとても楽しい作品ばかりです。
収録作は『美女アマンダ』『画女』『サクリファイス』『地獄のてるてる坊主』『給食の飯田さん』
『サクリファイス』は始めて読んだ時なんとなくホステルを思い出しました。
題名にもなっている『美女アマンダ』もどことなく洋画ホラーを思わせる雰囲気。
『画女』『地獄のてるてる坊主』『給食の飯田さん』は古典的なホラー漫画テイストながら三家ワールド全開で、他のホラー漫画とは一線を画した面白さ。
『地獄のてるてる坊主』のこんなビッチなママが居てたまるか!なキャラとか、少女誌で放尿とか。
もう最高。
特に『給食の飯田さん』は良いですね。
こういうナチュラルにキレた人間を面白おかしく描ける三家先生は天才です。

お次に『巨乳ドラゴン』


ホラー雑誌でなくアッパーズにて連載された本作。
ストリッパーがゾンビと戦うというなんだそりゃな設定(褒めてます)、むやみやたらに露わにされる女体。
そして少々の下エロ。B級映画の雰囲気をそのまま漫画に閉じ込めたようで三家ファンには堪らないものがありますが。
正直初心者の方にはお薦めしずらくなっております。
一冊で完結という事で手に取り約なっておりますが、お下品なネタが少々きつめなので、始めにお読みになるのなら少女誌で掲載されたものからどぞ;
個人的には、レナちゃんも可愛いけどメッサーラが凄く好き。
ロックも大好きだ!!
そして物凄く胸糞悪い奴だけどそれでも嫌いになれない黒伊マリアがそれなりにまあ、好き(笑)

今後も三家先生の活躍が楽しみですvv
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